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Performance

アストンマーティンの工学と技術を最高の形で表現する車--DBS。ハイパフォーマンス走行時の安定性、ハンドリング性能、軽量の車体、それらがDBSのフォルムと構造の決め手になりました。DBSはアストンマーティンが超軽量のカーボンファイバーボディパネルを最大限活用して製造した最初の車です。その高度な性能と操縦性は、独特の軽重量、完璧な重力配分、極めてパワフルでフレキシブルなV12エンジン、そして研ぎ澄まされた高性能6速トランスミッション。さらには新型のカーボンセラミック製ブレーキとダンパー制御によるアダプティブサスペンションシステムを組み合わせることによって生み出されています。
DBSの心臓は6.0リッターV12エンジン。 同一のV12エンジンを改良したものを搭載するレーシングカーのDBR9とDBRS9は600馬力以上ものパワーを発生します。共通の動力装置は、アストンマーティンのロードカーとレーシングカーを強く結び付けてきました。1950年代から60年代にかけての名車、DB4、DB5、そしてDB6は、レーシングカーDBR1で採用した6シリンダーを備えた動力装置を搭載していました。
アストンマーティンのその他のエンジンと同様に、エンジンはドイツのケルンにある専用のエンジン工場にて手作業で組み立てられています。このクラシックな6.0リッターV12エンジンには、最高のパフォーマンスを引き出すための、数々の特徴的な機能が搭載されています。その一例としては、5500 rpm以上になると開いてエンジンにより多くのエアが入るようにする「バイパス」エア吸気口、燃焼室へのエアフローをさらに向上させる再プロファイルされたエア吸気口などがあります。これらの機能が10.9:1という高圧縮比で組み合わされた結果、驚くべきパワーとトルクを生み出し、DBSでは6500 rpmで380 kW(517PS)を発揮します。
最終減速比を3.71:1にすることにより、動力をさらに引き出すことが可能となり、特に伝動装置の加速度の向上を実現しています。
真のスポーツカーは軽量かつバランスの優れたものでなければならない。軽量で強靭な構造はデザインエンジニアにとって究極の目標であり、強度と質量のバランスを達成することは最も重要なことです。DBSは、DB9やそのベースを共にするレースカーDBR9及びDBRS9と同様、アストンマーティン独自開発のオール合金製VH(Vertical Horizontal − 垂直・水平)構造を採用しています。クラス最先端を行くこのVH構造は、航空宇宙技術を取り入れた軽量アルミニウム接着構造で、ごく軽量でありながら卓越した強度と剛性を生み出します。また、アストンマーティンのエンジニアは、他にも随所に先進の材料やプロセスを駆使して重量のさらなる軽減をはかり、DBSの性能とダイナミクスを最大限に引き出しています。
その主な特徴は、DBRを冠するレースカーと同様、カーボンファイバー製ボディパネルを広範囲で使用していることです。DBSの場合、トランクのエンクロージャ、トランクリッド、ドア開口部周辺、フロントウイング、ボンネットなどに、カーボンファイバーパネルが使用され、抜群の強度を保持しながら、従来の素材より30 kg以上も軽量化されました。アストンマーティンのデザインディレクターであるマレック・ライヒマンは、「カーボンファイバーを使用する際、フォルムや形に制限はありません。この素材のおかげで、20インチのホイールを包み込むようなボディーワークが可能となり、ホイールとボディとの絶妙なバランスが維持できるのです」と語っています。各パネルは、車周囲のエアフローをエンジンに送り込み、ブレーキシステムの冷却に役立つように設計されたDBSボディラインは、流れるように力強く、均整の取れたフォルムを輝かせています。この独特のフォルムの構築に貢献するカーボンファイバーは、航空宇宙工学やモータースポーツ界で開発された先進の製造技術を駆使して作られています。
新しいパネル製造方式では、特許を取得した「サーフェスベール」プロセスにより、業界最高の表面仕上げを誇ります。樹脂とガラスからなる200ミクロンの層をパネルに塗布することにより、高品質というアストンマーティンの伝統に沿った最高級クラスの仕上げでお応えしています。車内では、最も調和の取れた表面加工にするために、カーボンファイバー部分には厳選された織目模様が採用されています。
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